大塚渉太 (English)

僕は大学生になるまでクリスチャンに出会ったことはありませんでした。 しかし、大学の入学式で配られていたチラシをきっかけにCCCというクリスチャンの団体につながるようになりました。

 しかし、僕は聖書などには全然興味がなく、そのクリスチャンサークルが毎週一回やっている英会話が目的で参加しました。

 ある日、その団体の宣教師から、KGPという聖書をわかりやすくまとめた小冊子の内容を聞きました。でも、その時の僕には、内容も全く理解できなかったし、もちろん信じる決断もできませんでした。

 そんな中、いつものように英会話に参加すると、あるCCCの学生が毎週金曜日には、クリスチャン達の集まりがあるので一緒に行こうと誘ってくれました。

 教会についても、クリスチャンについても何も分からなかったので不安と恐れもありましたが、時間があったので一度だけならと思い、行って見ました。

 行ってみたら、自分の想像とは違いましたがとても有意義な集まりでした。僕が神様に愛されている存在なんだとそこで聞いたメッセージの内容も心に残りました。大学が決まってから、親の関心も弟と妹に向かっていったし、自分は周りからあまり愛されてないと感じていたからだと思います。

 自分はクリスチャンでは無かったのですが、それでも毎週そのクリスチャンの集まりに行きました。そこで、分かりやすい聖書の話を聞きながら段々KGPを通して聞いた神様の愛についても理解するようになりました。

 だんだん、神さまの存在を感じるようになり、僕も信じたいと思うようになりました。でも、なかなか決意もできてないある日、台湾から宣教チームが来日しました。そのメンバーの中に、僕と同じように大学に入ってからKGPを通して初めて聖書と神様の愛について聞きた人がいました。彼女の分かち合いを聞きながら、神様は深く自分を無条件の愛で愛してくれていることを心から自分のものとして受け止めて、神様に祈ることだけでよかったのだということに気づきました 『わたしの目には、あなたは高価で尊い。 わたしはあなたを愛している。 (イザヤ書43章4節)』 私も、彼らの助けを通して、この愛を受け入れる感謝の祈りをしてクリスチャンになりました。

 僕がクリスチャンになってからいくつ変わったことがあります。 例えば、友達と遊ぶ時に、彼らが他の人の悪口と陰口をすることに対して全然平気だったのに、何故かそれが嫌になってきました。また、僕は自分の気持ちを正直に打ち明けるのがとても難しい人でしたが、僕が神様に愛されているという変わらない安心感から他の人に正直に話せるようになりました。 何よりも、変わったことは、この神様の愛を他の人にも伝えたくなったことです。この日本と世界では、一度も私たちを作り、私たちを愛している神様が存在について聞いたことがない人が多いので、自分の力の限りこの愛を伝えていきたいと思います。私を愛し、その愛を教えてくださった神様に感謝をささげます。